2008年当時の作り
- スマホ非対応(横スクロール・ピンチズーム必須)
- テーブルレイアウト+12pxの小さな文字
- 低コントラストで読めない配色
- marquee・blink・偽カウンターなど古い演出
- 電話番号がタップ発信できない
- OGP・説明文なしでSNS共有に弱い
Before → After
古い作りのままになっている店舗・クリニックのサイトを、スマホ対応・読みやすさ・アクセシビリティ・集客導線の観点でまるごと作り直すと、どこまで変わるのか。架空の整骨院「わかば整骨院」を題材に、2008年当時の作り(Before)を現行標準(After)へ改修した過程を、「なぜその変更が来院・問い合わせにつながるのか」とあわせて整理しました。
⚠️ 院名・院長名・住所・電話番号・料金・お客様の声などはすべて架空のサンプルです。実在の整骨院・人物・団体とは関係ありません。画像はSVGのプレースホルダーです。
At a glance
スマホでの違いを体感するには、ブラウザの開発者ツールで幅320px程度に切り替えてご覧ください。Before は横スクロールとピンチズームが必須になります。
2008年当時の作り
現行の標準(レスポンシブ)
What changed
見た目の好みではなく、一つひとつの変更が「集客・信頼」にどう効くかをセットで設計しました。
| 課題 | 改修(After で行ったこと) | 効果 |
|---|---|---|
| スマホで横スクロール必須 | <meta viewport> 追加+モバイルファースト設計。固定820px幅を撤廃 | 幅320pxでも横スクロールなし。スマホでそのまま読める |
| テーブル+spacer.gifの段組み | CSS Grid / Flexbox によるレイアウトへ全面置換 | 文言追加でも崩れにくく、更新コストが下がる |
| 12px・行間1.3の小さな文字 | clamp() で本文16〜17px・行間1.85に。丸ゴシック系Webフォント | 中高年でも疲れず読める。情報が頭に入る |
| 溶けて読めない配色 | 全テキストを WCAG AA 以上のコントラストで再設計 | 休診日・保険の但し書きが確実に伝わる |
| marquee/blink/偽カウンター | 静的な「お知らせ」リスト+落ち着いたティール基調へ刷新 | 「きちんと運営されている院」という第一印象 |
| <font>・align・alt無し画像 | セマンティックHTML5+全画像に説明的alt | 読み上げ・SEO・画像非表示時にも内容が伝わる |
| タップ発信できない電話番号 | すべて tel: リンク化。タップ領域44px以上 | スマホからワンタップで発信。離脱を防ぐ |
| 弱いtitle・OGP無し | 検索意図を含むtitle+description+OGP/Twitterカード | 検索・SNSでクリックされやすくなる |
| 電話のみの問い合わせ | アクセシブルな予約・問い合わせフォームを新設 | 営業時間外でも24時間受付でき、取りこぼしを減らす |
Measurable
数値は本サンプルの実装値・設計値に基づく例示です(実在サイトの計測値ではありません)。
| 観点 | Before | After |
|---|---|---|
| スマホ表示(幅320px) | 横スクロール+ピンチズーム必須 | 横スクロールなし・等倍で判読可 |
| 本文の文字サイズ | 12px(行間1.3) | 約16〜17px(行間1.85、clamp()で可変) |
| 電話番号のタップ発信 | 不可(プレーンテキスト) | 可(全箇所 tel: リンク) |
| 本文コントラスト比(例) | 約2.8:1(AA不適合) | 約11:1(AAA水準) |
| フッターリンク(例) | 約1.9:1(判読困難) | 約9:1(AA以上) |
| 見出し構造(SEO) | 見出しタグ・ランドマークなし | h1〜h3+header/nav/main/footer で構造化 |
| 問い合わせ手段 | 電話のみ(営業時間内) | 電話+24時間受付フォーム |
Before / After を実際に開いて、スマホ幅での違いをご確認ください。